それでよかくさ !

三才男児と一才男子、二児のオヤジの何でもない日常の記録です。

感覚統合理論における身体図式の発達がもたらすこととは

どうも、タロです。
いつも来訪頂いたり、スターを貰って元気づけられています。
最近、朝晩は冷えるのに日中は、ポカポカ陽気で寒暖の差が激しいです。
自律神経の乱れや体調が崩れやすいですから皆さんもお気をつけて。

さて、本日のエントリは、感覚統合についてです。
今回が、4回目ですか…
中々、このシリーズを更新できずにいますが
コツコツやっていきますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。

前回のエントリでは、”眼球運動”についてお話ししました。
眼球運動の発達は、読み書きや運動においてその部分を伸ばすうえでの土台になるということを書きました。
こちらが前回のエントリです。

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今日のお題は、身体図式についてです。

身体図式は、身体の地図と身体の機能について把握すること

発達の段階を下に書いてみます。
下であるほど、基礎・土台になる部分です。
上に行くほど、高度な発達になっています。
”身体図式”は、下から三段目にあります。

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ー最終ゴール(学習など)ー
ー巧緻(こうち)動作、言葉などー
身体図式、運動企画などー
ー姿勢、眼球運動などー
ー基礎となる感覚(視覚、前庭覚、固有受容覚、触覚、聴覚)-
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感覚統合理論にとって”姿勢(体幹)”の発達って大事なんです。 - それでよかくさ !


身体図式は、触覚、固有受容覚、前庭覚によって発達していきます。
ということは、触覚と固有受容覚、前庭覚の発達が未熟だと
身体図式の発達も順調には進んでいかないということです。
今日お話しする身体図式の発達が未熟な場合に何が苦手になるかを知ってもらった上で、ではそれをクリアするにはどうする?となれば、一度、先ほどの基礎となる3つの感覚の発達にも目を向けてみると良いかもしれません。

身体図式って何?ということを簡単にお話すると…
身体図式には、2つの力があります。
一つ目は、「身体の地図を把握する力」
これは、自分の輪郭、頭や足などの身体の位置関係を把握する力です。
二つ目は、「身体の機能を把握する力」
ジャンプしてみたり、しがみついたり、などの運動をする上で
自分がどうやって手足を動かせば登れるのか、チャレンジしたいことへの判断(出来る、出来なさそう、無理!)をする力です。

この感覚統合理論でいうところの”身体図式”がどのような役割を果たすかを理解して、子どもの発達に向き合うとまた違った視点を持って育児が出来ると思います。

身体図式が未熟だとどうなるの?

身体図式の発達が未熟であるとどういうことが生活の中で、困ったことになるのか?
例えばですが、「移動するときに、机の角や人とよくぶつかってしまう」
「手先が不器用」、「体育が苦手」、「ジャングルジムに登れるけれど、降りられない」
みたいなことが、大枠的にはあり得てきます。

このような子が仮にいたとすると…
そういう子に、「ぶつかるから気を付けて良く見て歩きなさいね!」とかっていうアドバイスを送ると思うんですが
もし、原因として身体図式の発達が未熟だった場合には、やりたくてもできないし、気づきにくいことが要因としてあるので、言葉でのアドバイスはあまり効果を発揮しません。

感覚統合の中で考えるとほとんどがそうなのですが…
身体図式も例外ではなくて、”無意識”の中で、自然と身体が反応・判断して日頃の生活がうまく行っています。
街中で人ごみの中を歩いてもその間をすり抜けたり
誰かとしゃべりながら階段を上り下りしたり
次の段取りを考えながら、別の作業をやってみたり
私たちは、無意識に体を動かして、複数のタスクを処理できるんですが
これには、身体図式の力が必要になるわけなんです。

身体の地図の把握について

身体の地図は、”触覚”と”固定受容覚”によって発達していきます。
先ほども書きましたが、「自分の身体の輪郭(身体の幅や大きさ)」
「頭や手足などの身体のパーツの位置関係(頭がここなら肩はこの辺)」など
自分の身体の位置情報を把握できる力が、身体の地図です。

自分自身の輪郭が明確になることで、自分以外の環境(モノや人)と上手く関わっていくことが出来るんです。
長男が通う療育では、毎回必ずサーキット遊びをやっています。
そこには、必ずトンネルもあってそこをくぐったりして遊べるようになっています。
これは、身体の地図の発達程度を知ることにもなるでしょうし、子どもたちの発達にも良い刺激となっているのでしょう。
トンネルをくぐる時にガンガンぶつかっていては、やはり未熟な部分を持っていると考えることが素直ですしね。

身体の機能の把握について

身体の機能の把握は、”固定受容覚”と”前庭覚”によって発達します。
どのように手足を動かせば課題をクリアできるか(自分のやりたいこと)を判断し、身体を動かすことができる、事前に把握することが出来る能力です。
飛び石で、次の石に飛び移ることができるかどうか。
階段で、何段上からジャンプできるか
ジャングルジムに上る時に、どこに手をかけて、足を伸ばして、次に何をするべきか
このあたりの身体の動かし方を適切に把握して、出来るようになることが
身体の機能の把握です。
そして、身体の機能の把握と、身体の地図の把握はリンクしています。

自分自身の身体の輪郭のイメージがはっきり出来ているからこそ
どうやって身体を動かせば良いかわかるし、思った通りに身体を動かせるのです。
ジャングルジムに上るとしたときに
輪郭がぼんやりしか把握できていないと…
手を伸ばして、きっかけを作った後に、自分が足を掛けたいと思っていた場所に(意識としては、足が届くと思っているけれど)
足が届かずに、次にどうしていいかわからなくなっちゃうってこともあるわけです。

身体図式の発達はかかせない

身体図式は、私たちが思い通りに身体を動かすためには、重要な要になる部分で、発達が欠かせないものです。
また、感覚統合の発達の段階で行くところの中間部分で
身体図式の発達程度によっては、その下の土台部分の感覚をもっと伸ばしてあげることも大事になるし、そちらへの注意も必要だろうと感じます。
実は、私も良く人にぶつかったり、柵を乗り越えるときに足を上げると、足をぶつけたりなんて今でもしています。
もしかしたら、自分の輪郭をはっきり脳がわかっていないかもしれないですね。

身体図式の発達には、触覚や固定受容覚、前庭覚の発達も欠かせません。
その為に、泥んこ遊びや寒天遊び、一本橋を渡ったりっていう運動が必要なんだろうとも思います。
今日は、身体図式についてでした。
中々、上手く書けませんが、是非興味がある方は、もっと調べてみて下さい。
それでは、この辺で。

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