それでよかくさ !

三才男児と一才男子、二児のオヤジの何でもない日常の記録です。

感覚統合でいう「運動企画」の発達は、身体の動かし方とその他学びにも繋がる大事な要素

ご無沙汰しています。
タロです。
今日は、死ぬほど冷えていますね。
最高気温が一桁台です。
先週の暖かさは一体どこへ…
急に冬を演出しにかかってくる地球には、ビックリです。
これじゃ暖冬なんて嘘だろ!って言いたくなります。
フリースのすばらしさを実感しながら、エントリを書いていきます。
今日は、感覚統合シリーズです。
第五弾は、「運動企画」の発達による影響と効果です。
ちなみに、前回は”身体図式”についてでした。
ご参考までに

www.soreyoka.com

 感覚統合理論でいう「運動企画」とは

運動企画は、そのままの言葉のとおりで「運動」を「企画」する能力です。
ただし、”これから新しく始める運動”や”始めたばかりの運動”が基本的には対象となります。
これらの運動を、”企画”するわけです。
運動企画は、発達の上で言葉の発達や巧緻動作の発達に必要となってくる大事な要素であると感覚統合理論では考えられています。
もちろん、運動企画の発達には、基礎となる感覚や姿勢、眼球運動の発達が欠かせません。

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ー最終ゴール(学習など)ー
ー巧緻(こうち)動作、言葉などー
ー身体図式、運動企画などー
ー姿勢、眼球運動などー
ー基礎となる感覚(視覚、前庭覚、固有受容覚、触覚、聴覚)-
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感覚統合理論にとって”姿勢(体幹)”の発達って大事なんです。 - それでよかくさ !


「企画する」とは、課題となる運動に対して、その運動を達成するために必要となる”身体の使い方”(腕や脚、手、関節など)を連動させる順序を決めて、それの通りに動かすこと、そのタイミングを考慮することです。
これは、どのような運動をするにしても必要となる能力です。

この運動企画の能力により、最初は難しくてぎこちない動きしかできなかったものが、スムーズに段取り良く、何気なく(あまり意識することなく)出来るようになるのです。
これは、感覚統合に共通していることですが、”無意識”に”自然”に出来るように、出来ることに必要となる、そういう部分の発達が関わっています。

運動企画の発達が未熟だとどういうことが起きるか

運動企画の発達が未熟ということは、初めてやってみることや何度かやったことのある動きや運動を企画する力が”弱い”ということになります。
その為、いつまでも頭で考えて手足を動かすことになってしまい、滑らかな動きになりませんし、自然ではないぎこちない動きになります。
なので、「スキップが苦手」だったり、「ダンスが上手に踊れない」だとか梯子やジャングルジムの上り下りで途中までは行けたけど、そのあとどうしていいか分からなくなってその場で身動きが取れなくなるなんてことが起こってしまうわけです。
そこまでのことが起きなくても、他の人は少し練習すればすぐできるけれど、倍以上の練習が必要であったり、呑み込みが少し遅いってことになるわけです。
周りの人から見ると、そういう人は”不器用”と思われているかもしれませんし、その人自身も自覚があるかもしれないですね。

運動企画は、身体の動きだけでなく”遊び”にも関わってくる

運動企画は、身体の動かし方を計画する力だけではなく”遊び”の部分でも重要になってきます。
先ほどの、運動企画の発達が未熟だった場合についての続きになるのですが
運動企画の発達が未熟な子どもは、遊びが発展しないで、同じばかりを繰り返し行ってしまいます。
これは、発達全般において重要になってくる
見つけて、やってみて、気づいて、発見して、それを発展させて、学びにするという一連の流れが、出来上がり辛くなってしまうのです。

長男が通う療育でも、この遊びでの”発展”を大事にしています。
例えばですが、療育で”大豆遊び”をやらせてくれますが
※大豆遊びは、乾燥した大豆(節分で投げまくるアレ)を大量に使って、自由に遊ばせてもらえる時間です。
現代社会において、家庭でこれをやってしまえる人は中々いないだろうと思っていますが(笑)
その大豆遊びで、長男の遊びにおける発展はというと
最初は、スコップにすくって、ちょっと高い位置からジャラジャラと落とすだけの遊びをして楽しんでいるわけなんですが、
そこに滑り台からそれを流してコロコロ転がして遊んでいるAちゃんを見つけるわけです。
これが”見つける”です。
そして、それを同じようにやってみるんですね。
”やってみる”です。
そして、”気付く”わけです。
めっちゃ楽しいやん!って
そこからは、その発見を自分の遊びに発展させていくんです。
スコップで大豆をすくって、高い位置から落としていたのが
スコップで大豆をすくって、滑り台まで移動して、階段を上り、てっぺんから大豆を流して、それを眺めて楽しんだ後、その滑り台を滑っておりてさらに楽しむ。
どうでしょうか?
これが簡単に言えば、発展なのです。
続きとしては、スコップだと少しの量しか滑り台から流せないけれど
バケツに貯めると更にたくさんの大豆を滑り台から流せるぞ!!っていう気付きにつながるわけですね。
そして、大豆をスコップにすくって、バケツに貯めるという動作がプラスされるんです。
もっと出来る子は、バケツに貯めるのにさらに一工夫したりできるわけで
これが、学びに繋がって、経験として蓄積されるんです。

なので、長男の療育で終わりに報告を受けるときに、何か設定のある遊びで、発展できたという報告を聞くと「運動企画」が少しでも発達してくれているかなぁと思っています。
運動企画が、遊びの発展に必要だという話をちょっと具体的に書いてみました。

普段から意識して、我が子の運動企画の発達なんて気にすることは出来ないと思いますが、時々気にかけてみることも必要かなと思いました。
そして、苦手そうだなって感じたら
感覚統合に則るのであれば、身体図式や姿勢、眼球運動、感覚自体の発達を促す遊びを取り入れてフォローすることも出来るんだと考えています。
では、今日はこの辺で。