それでよかくさ !

三才男児と一才男子、二児のオヤジの何でもない日常の記録です。

眼球運動って感覚統合では発達の足掛かり的な位置づけ

さて、感覚統合シリーズです。
本日、第三弾ということで、前回では”姿勢”について書いたエントリだったですね

 

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 今回は、その続きです。

感覚は階層の下の段が成長していないと困っちゃう

感覚の階層を下に書てみます。(自分の記事を引用しますが…)

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ー最終ゴール(学習など)ー
ー巧緻(こうち)動作、言葉などー
ー身体図式、運動企画などー
ー姿勢、眼球運動などー
ー基礎となる感覚(視覚、前庭覚、固有受容覚、触覚、聴覚)-
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感覚統合理論にとって”姿勢(体幹)”の発達って大事なんです。 - それでよかくさ !


感覚の成長を段階的に書くとこんな感じでした。
高度な行動ほど下にある階層の感覚や動作を習得しておかないと上手くできなかったり全く出来ていかなかったりするという形です。
姿勢でいくと、バランスが取れていないのに立ったまま別の行動(ハサミを使うなど)に移ることはできない、やりずらさを感じるということになります。

前回は、その中の”姿勢”についてでしたが
今回については、”眼球運動”にフォーカスして書いていきます。

眼球運動の発達が未熟だとどうなる?

さて、眼球運動
言葉の通りで、目の動き、その能力に対しての発達状況を判断する指標の一つです。
このあたりの発達が未熟であるとどういうことが考えられるか…
・本を読むのが苦手
・板書に時間がかかっちゃう
・キャッチボールでボールを上手く取れない
こんなところでしょうか。
実は、今例えに上げさせてもらったものが、感覚統合理論では、眼球運動が未発達だとその本人は、苦手意識を持っていたりするという考え方になってきます。
本が読めないのは、音読の練習不足…
板書の書き写しが遅いのは、本人のおっとりした個性とあとは板書を一度見たときの記憶できる情報量の差…
そんな風に思っている人もいると思います。
そうじゃないんだよ!眼球運動の発達度合いで、苦手意識が出てしまっている部分もあるんだよっていうのが、感覚統合の考え方なんです。

眼球運動には3種類あります

眼球運動には、大きく分けて3つあります。
ここからは、それらについてのお話です。
まずは1つ目
・追視
追視は、動いているものを見失わずに見続けたり、並べているものを順番に目で追う眼球運動のことです。キャッチボールにはこの力が必要ですね。
・注視点移行
素早く視点を他の対象へ移す眼球運動のことです。状況の把握や場面認知の為に主として役立っています。サッカーでドリブルしながらディフェンダーと対峙したりするときはこの力をフル活用しています。
・輻輳(ふくそう)、開散
近くのものから遠くのものへ視点を移す眼球運動のことです。さきほどお話の中でチラッとした”板書”もこの眼球運動を使っています。あとは、ピアノの楽譜を読む動作も同じですよ。

眼球運動は、無意識に自然と行っています。

私たちは、無意識に目を動かすことで自分が動いていても止まっていても、近くのもの・遠くのもの・動いているもの、様々な条件の対象物にすぐにピントを合わせることが出来るんです。
先ほどお話した眼球運動の3つの力。
色々な状況に応じて、無意識の中で自然と私たちは使っている運動です。
どれか一つを使うというよりも複合的に、合わせて使っているわけです。
ただ、状況によって一番使う力が違ってきて、それによって上手にクリアしているっていうことだと私は、考えています
ちなみに、これらを可能にするために、前庭動眼反射っていう神経回路がしっかり機能していることが前提になってきます。この前庭動眼反射は、カメラでいうところの”手振れ補正”に似た働きをしてくれている神経回路で、とても大事なところです。
プチ情報程度ですが…

眼球運動の成長段階に応じてできること

眼球運動の段階づけとして、できるようになっていくことにステップがあります。ここではそれらを簡単にお話しします。


ステップ1:自分も相手も止まっている(静止)している
これは、パズルで遊ぶような状況をイメージしてください。
自分自身も座ったり、寝転んだしりして動かないパーツを手に取って、静止した空いたスペースへパネルをはめる。こういうことができるとういことが眼球運動のステップ1です。

ステップ2:自分は動いているけれど、相手は止まっている
次は、”けんけんぱ”をイメージしてもらうといいかと思います。
自分は動いているけれど、目標となる対象物は止まっている。
けん・けん・ぱって飛びながら、床に描いてある丸(静止)に足をもっていくこと、これができる。これが眼球運動のステップ2。

ステップ3:自分は静止していて相手が動いている
これは、ボールタワーであったりボール落とし遊びです。
座って上からボールを落とすとクルクルと順に下に落ちて出口からボールが出てくる。これを目で追って遊ぶことできる。これが眼球運動のステップ3です。

ステップ4:自分も相手も動く
これは、追いかけっこ!
待て待てーって追いかける。追いかけられていたらその相手から上手く逃げる。
これが眼球運動のステップ4。これをしっかりできるようになるには、今までご説明した1から3のステップが大事です。追いかけっこ苦手な子は、どこか以前のステップで苦手なところがあるんじゃないでしょうか?
もっというとその前段の”感覚”かもしれません。

眼球運動は、遊び、スポーツ、勉強
生活の場面で、ほぼ絶えず使っているものです。
だからこと、赤ちゃんのころからしっかりと遊びの中で成長を促したいところですね。
どうしても忙しいと、TVで子供の好きなものを見せてその間に家事を片付けるようなこともしてしまっていますが…
テレビは、正面にあって眼球運動をするにしても小さい範囲です。
私は、そういう考え方でいくとやっぱりあまりよくないかな?と思ってしまいます。
でも、頼らないと済まないこともあるので極力最小限にできるように心がけていこうと思います。

今日は、感覚統合の中で、眼球運動についてのエントリでした。
また、時間を見つけて続きを書いていきます。
本日はここまで!
ありがとうございました。

続きのエントリはこちら

 

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