それでよかくさ !

二児の父が子育てしながら綴るのんびりポジティブログ

富士通の5,000人配置転換に考える今後の人事

皆さん、こんばんわ。タロです。
こんな記事を見まして、私自身思うところあるというか、考えるところがあったのでちょっとなんとなく書いてみようと思います。
ちなみに、見た記事は…

 

www.nikkei.com

富士通が、5,000人規模の配置転換を実施していくそうです

富士通として、連結子会社を含めて5,000人規模での配置転換を行っていくそうです。対象となるのは、人事や総務、経理などの間接部門なようで、IT事業に配置転換してその部分の経営体力をつけていくっていう形をとるようです。

富士通の考え方としては、専門業種の人で不足に加えて今後の成長戦略の中で重要施策ということでITについての事業を伸ばすためにも人材を投入して成長スピードをアップさせたいってことだと思うんです。
記事を読む限りですけれど…
記事の中には、AIやIoT(Internet of things)についても記載がありますから本当にこれからのこと、今後の会社のあるべき姿を見据えたものなのでしょう。

まぁ、対象となる社員(間接部門)の人たちからすれば、ちょっとたまったもんじゃないかもしれないですね。
そもそもの採用自体が、間接部門採用だったりしたらそれこそ辛いかなと…
ただ、案外この対象の人たちって製造部門から間接部門へ移った人もいるんじゃないかなと思うんですよね。総合職採用で、ルート的に間接部門へ異動している人もいるでしょうし、教育課程で間接部門にいる人だっているでしょう。
まぁ製造部門が不向きで間接部門に移った人もいるかもしれません。そうなると本当に辛いところですよね。

間接部門は、近い将来AI(RPA)に仕事を任せていくのでは?

これは富士通に限ったことではなくて、間接部門で業務に従事する人たち(製造部門も含まれてくるでしょうけれど)は、近い将来、AIが代わりとなって仕事をこなしていける分野であるということなんですよね。
今回富士通に、そういう考え方があったかどうかは判断できかねますが、そういうことは十分にあり得る上での配置転換でもあると思うんです。
社員の生きる場所を残すという意味では、あながち間違いじゃないかもしれない。

どこまでの精度と精密さがあるかは、別にしてですが、既に「ロボティックプロセスオートメーション(RPA)」というシステムが出来上がっています。
RPAは、簡単に言えば”ロボットによる業務の自動化”です。
システムの中身としては、「機械学習」が基本となっていて業務の処理手順を学習させることで定例業務を指示通りに遂行することが出来るシステムです。

これは、もうかなり身近にAIが仕事をやっちゃう時代が来ていると思っていいんじゃないかなって思います。仕事を覚えさせてしまえば、タスクがある限りその業務が完了するまでやってくれるわけです。人件費不要、労働時間の概念はありません。24時間ずっと仕事をさせることも可能です。そこにミスはまず起きないでしょうし、劇的な効率化が実現します。でもそうなると、今まで人がしてた仕事が無くなるわけですからそういう人たちの職を奪うことにならないようにすることが必要です。
なのでこのシステムは、人手不足の中小、零細企業で是非効果を発揮してほしいなとも思ったりもしますが…大企業も必ず導入する部門はあるでしょう。

このRPA、非常に優れたものとなるでしょうが、まず一つ必ず必要となることがあります。それは、学習です。誰かが、システムに業務手順を学習させる必要があるのです。その学習方法がどのような形であれ、その学習には「人」が教える必要があるのです。
そういう意味でいくと、人の仕事はなくなることは無くて新しい仕事も生まれているってことでもあるんですよね。

RPAとしては、業務手順を学習させるっていう仕事もあってしかも在宅でもできますよっていうものもあるんです。
中々フルタイムで外に働きに出られない、でも働きたいって人は一度調べてみてもいいかもしれません。
私もこれを知った時にはビックリでした。ここまで技術は進んできたのかって…
まぁgoogleアシスタントにしてもかなりすごいですもんね

私が大学生のころでもこの将来はちょっと想像できていませんでした。
技術の進歩と世の中の流れについて行けてないなって思います。
自分の会社の中しか見ていなくて、世の企業はもっといろいろやっているぞっていうのも気にしないとなって考えさせられた感じです。

富士通グループの配置転換のニュースは、私を含めて既に働いている人、学生にしても先を見据えた形で、自身の会社と関わる必要があるだろうし、会社を選ぶ必要があるだろうなとも思います。気づいたら、自分の会社にもそういう日がくるかもしれません。しかし、労働組合と折り合いつくのかよって思っちゃいますよね
それは、また別の問題で、長くなりそうなのでやめます(笑)

IT技術の進歩が、障害者のフォローに繋がる可能性は大きい

あとは、AIやITがもっと障害者の方のフォロー、支援につながる助け合える形があるなら近い将来にやってきてほしいなぁ
自分の子どもが少しでも生きやすい世の中になってほしい…
そうも思ってしまいます。
頑張れ!世界の科学者の皆さん!IT系技術者の皆さん!
他力本願で申し訳ないのですが…よろしくお願いします。

てなところで、このエントリは終わりましょうか
では、またよろしくお願いします!